西松建設、基幹システムに
ワークスアプリケーションズ・フロンティアの「HUE C2」を採用
~ 業務改革実現のために、工事管理システム・会計システムをアドオン開発なしで外資系ERP+カスタマイズから移行 ~
2023年12月5日
株式会社ワークスアプリケーションズ・フロンティア
株式会社ワークスアプリケーションズ・フロンティア(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:青木孝行)は、西松建設株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:髙瀨伸利、以下「西松建設」)が、工事管理(販売管理・工事プロジェクト管理)、財務会計・管理会計、債権債務管理、資産管理、資金管理システムとしてワークスアプリケーションズ・フロンティアの建設業向けERPソリューション「HUE C2」を、また汎用ワークフローとして「ArielAirOne Framework」の導入を決定したことをお知らせします。
1.導入の背景
2024年に創業150周年を迎える西松建設は、2011年に基幹システムを外資系ERP+テンプレートのカスタマイズに移行して以来、10年以上利用を続けていました。しかし、保守サポート期限に制限があることや、定期的に発生するハードウェア入替えに伴うバージョンアップ等の費用増に加え、電子帳簿保存法やインボイス制度といった法的要件には別途システム対応が必要な状況になっていました。そのため、現在発生している課題へ対応するとともに、業務の効率化と管理会計の強化を目的とした次期基幹システム検討を実施することとなり、各社パッケージシステムと比較検討のうえで、建設業に特化した機能を標準機能で有し、将来的な法的要件への対応や、技術的な拡張性を持つことを評価して、ワークスアプリケーションズ・フロンティアの「HUE C2」の採用に至りました。
2.採用の理由
採用にあたり特に評価いただいたのは以下の2点です。
①建設業特有の業務にも対応可能なパッケージ標準機能の高い業務網羅性
「HUE C2」は、ゼネコンをはじめとする建設業や工事管理の特有要件に、パッケージの標準機能そのもので対応できるため、パッケージシステムとしてのメンテナンス性を確保したまま、業務の効率化、高度化を図れる点を高くご評価いただきました。また同時に、建設業を含むあらゆる業界をカバーする会計システムを内包しているため、財務会計・管理会計、債権債務管理、固定資産管理、資金管理といった経理業務領域においても効率化、高度化を図りつつ、将来的な法的要件に対応し続けることが可能です。
②業務改革を推進する基盤
西松建設では、現行の基幹システムの導入当時はスケジュールの都合で諦めていた業務改革を実施することで、ユーザー業務の効率化と管理会計機能の強化を目指していました。
「HUE C2」は、必要な情報を適切なタイミングで供給することで意思決定の早さと質を向上し、データドリブンな経営管理の実現を望む西松建設にとって、効率的なデータ入力とデータ集計分析の両方に必要な業務機能を備えていることと、同業他社を含めたユーザー要望が標準機能として提供されることで、業務改革をし続けられる独自のコンセプトを高くご評価いただきました。
3.西松建設株式会社様 DX戦略室 堀様からのコメント
選定においては、当社とPwCコンサルティングの両者で協議し、
・他社実績を転用したテンプレートによるカスタマイズではなく、真にパッケージの標準機能のみで、
業務を実現可能なこと。
・新しい技術、基盤をキャッチアップ、採用しており、長期にわたって使い続けることが可能なこと。
・APIによるデータ入出力の汎用機構や、インターフェース機能が備わっており、周辺システムとの連携
に強く、拡張性が高いこと。
といった「HUE C2」のコンセプトを評価しました。
当社では「西松DXビジョン」の変革施策の一つとして、「業務DX」を実施しており、データ活用基盤を中心に主要となる各業務システムのデータを相互に連携・蓄積・活用し、データドリブンな事業運営を目指しています。「HUE C2」が、この変革に大きく寄与することを期待しています。
「HUE C2」について
「HUE C2 (HUE for Construction Contractors)」は、
・建設業界特有の要件を標準機能で網羅
・企業をとりまく変化に無償バージョンアップで対応
・利便性を考え抜いた「High Usability」
・蓄積した情報をつなげてDXの推進を支援
・クラウド基盤による堅牢なシステム運用
といった製品コンセプトを掲げた、建設業向けERPパッケージソフトウェアです。
今回ご採用いただいたのは、HUE C2 内の下記モジュール群となります。
・工事・原価管理モジュール
・契約・受注管理モジュール
・財務会計・管理会計モジュール
・債権債務管理モジュール
・資金管理モジュール
・固定資産管理モジュール
ワークスアプリケーションズ・フロンティアについて
ワークスアプリケーションズ・フロンティアは、2022年にワークスアプリケーションズ・グループからのMBO(経営陣による買収)を実施し、機動的で柔軟な事業展開を目指しています。大手企業向けに製品・サービスを提供しており、従来からの企業理念のもと、特に、建設・プラント業向けERPパッケージソフトウェア「HUE C2シリーズ」に焦点を当て、顧客基盤の拡大に注力しています。この取り組みにより、ワークスアプリケーションズ・フロンティアは成長を加速させています。
- * ワークスアプリケーションズ、「HUE」および「ArielAirOne」は株式会社ワークスアプリケーションズの日本国内における商標または登録商標です。
- * 本リリースに掲載された内容は発表日現在のものであり、予告なく変更または撤回される場合があります。
- また、本リリースに掲載された予測や将来の見通し等に関する情報は不確実なものであり、実際に生じる結果と異なる場合がありますので、予めご了承ください。
この記事に関するお問い合わせ先
株式会社ワークスアプリケーションズ・フロンティア 広報担当
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